サイドブレーキのワイヤーが突然切れた! 理由は通常のブレーキは油圧なのに対して、サイドブレーキはワイヤーで引っ張っているから、固着してしまうからだ。固着すれば、レバーを戻したとしてもブレーキ自体は解除されず、そのまま走ってしまうと引きずってしまうことも考えられる(走行の振動などで戻ればいいが)。 (adsbygoogle=window.adsbygoogle||[]).push({}); まずは、サイドブレーキが効かなくなる原因の「ワイヤーが伸びる(切れる)」からお伝えしたいと思います。, ワイヤーが伸びる原因の1つに「サイドブレーキをかけたまま走行をする」ことがあります。, 「普通サイドブレーキ引いて走ったら気が付くでしょう?」と思われるかもしれませんが、これが意外と多いんです。(何回も修理依頼を受けた事があります), もしサイドブレーキをかけたまま走っても多少の距離であれば問題はありませんが、数十分走ってしまうとサイドブレーキのワイヤーが伸びてしまいます。, 伸びたワイヤーは調整できますが、心配なのは「ブレーキのライニング部分(摩擦材)が高熱で焼けている状態」も考えられます。, 摩擦材が焼けると「焦げた臭い」がするので、それでサイドブレーキを引きっぱなしだったことに気が付く方も少なくありません。, 焼けてしまうと時間が経過して熱が取れてもライニング自体が使い物にならず、本来の制動力(ブレーキの効きぐあい)が戻らない場合もあります。, またサイドブレーキのワイヤーはゴムで保護されているのですが、こちらが切れると内部に水が入り込み「ワイヤーが錆びて切れてしまう」こともあります。, サイドブレーキはハンドブレーキ・フットブレーキ共に「調整ナット」があります。(もちろんワイヤーが切れていたら調整は出来ず部品交換です), ただ、調整をやりすぎるとブレーキを引き摺ってしまうので「自分でやるよりは整備工場に依頼した方が安心」です。, またサイドブレーキを戻し忘れて「焦げ臭くなるまで走行した」場合は、サイドブレーキのワイヤーが伸びていなくても一度整備工場で点検を受けた方が良いでしょう。, サイドブレーキの引き代は、リアブレーキの摩擦材(ブレーキライニング)の「クリアランスを調整する」ことで甘さはなくなります。, まずはサイドブレーキが効かない原因をお伝えしてきましたが、効かないだけであれば走行も出来ますし、正直そこまで困ることはないと思います。, 寒い地域では「サイドブレーキが凍結して動かなくなる」こともあり、寒冷地に住んでいる方にとってサイドブレーキを使用しないのは常識です。, また、サイドブレーキを引いて「ワイヤーが錆びて固まった・切れた(外れた)」場合は、JAFやロードサービスでレッカー移動をお願いするしかありません。, サイドブレーキが凍結した場合は、お湯や解氷剤などを後輪のブレーキ(ホイールの裏あたり)にかけて解氷します。, 頑張った挙句に「結局JAFや任意保険のロードサービスを呼ぶ」こともあるので無理は禁物です。, 今回は「サイドブレーキが効かない(戻らない)時の原因や対処法について」お伝えしてきました。, あまり冬になっても雪が降らない地域の方だと「サイドブレーキが凍結する」ことをご存じない方も多いと思いますので、寒冷地に遊びに行くときは癖でサイドブレーキをかけないように気を付けてくださいね。, でも、じつは「自動車保険は会社によって保険料が全然違う」ということをご存知でしょうか?, 自動車保険一括見積もり「保険スクエアbang!」では、一度の入力で複数の保険会社から見積もりが届きます。, 自動車整備士の父を持ち、おもちゃの代わりに工具を握って育ったので車のことは詳しい。名前は久留(くる)まいこ。現役の自動車整備士。, まいこの会社の営業マンで頼れるお兄さん的な存在。女の子には言われなくても最大限の値引きをしてしまう。台数はかなり売る。, 田中が初めて車を売ったお客さん。車の事で困ったら、すぐまいこに相談する。日本に住んで10年になり日本語はペラペラ。. サイドブレーキ固着 ずいぶん前からなのですが右リアサイドブレーキが固着気味でレバーを降ろしても解除されにくくなっていました。 サイドブレーキワイアーが繋がっているオペレーティングレバーとキャリパーの隙間に油脂を流し込んだら改善したのが数年前、同じ事を今回も試したの. 何気なく使っているサイドブレーキですが、最近では手動ではなく、スイッチひとつで作動・解除する電動パーキングブレーキが増えてきました。, なぜ電動パーキングブレーキが増えてきたのでしょうか? 昔ながらのサイドブレーキではダメなのでしょうか?, 電動パーキングブレーキは、なんとなく止まった感じがしないのと、押すのか引くのか時々わからなくなったりで、イマイチ慣れないと思っている人も多いのではないでしょうか?, そんなサイドブレーキにまつわる最新事情を、モータージャーナリストの高根英幸氏が解説します。, 足踏み式のパーキングブレーキ。当たり前だが足を踏むとパーキングブレーキがかかり、ノブやレバーを引くと解除する, サイドブレーキは、停車中にクルマが不用意に動かないために後輪を固定しておく装置で、ほぼどんなクルマにも装備されている駐車装置だ。そもそもは後輪が固定力の強いドラムブレーキだったクルマが多く、フットブレーキの液圧とは異なるワイヤーでドラムブレーキを作動させて、駐車時にクルマを固定するために利用していたものだ。, クルマの変速操作がコラムシフトだった頃は、コラム下に装備されたステッキ式だったことからハンドブレーキと呼ばれていたが、フロアシフトが一般的になりドライバーの側方にレバーが備えられたことからサイドブレーキと呼ばれるようになった。, 今ではパーキングブレーキと呼ばれることが多い。それは足踏み式で解除はダッシュ下のノブを引くタイプが増えてきたことや、作動も解除もスイッチのオンオフで行なう電動式が登場したからだ。, 電動パーキングブレーキのスイッチ。写真のタイプは引くと作動、押すと解除するが、クルマによってまちまち, そのためダッシュ下、あるいはセンターコンソールやシフトレバーのすぐ横など、車種によってパーキングブレーキのスイッチ位置が違うので、我々自動車雑誌関係者はさまざまなクルマを乗り換えて取材する機会も多いことから、乗る度にパーキングブレーキのスイッチを探し、押して作動か引いて作動か確認する必要がある(シフト操作もそうですが)ほどだ。, スバルではアイサイトやクルーズコントロールが進化するにつれて電動パーキングブレーキが必須になってきた。最新版のアイサイトツーリングアシスト装着車は電動パーキングブレーキ採用, 自動車メーカーや開発を担当するチーフエンジニアによって、ユーザーが使いやすい位置、インテリアのデザインなどからパーキングブレーキのスイッチ位置を決めているが、それが車種によってまちまちなのだ。, カーシェアリングなど、状況によっていろいろな車種を利用するユーザーも多くなっていることから、今後はこのあたりの操作方法もメーカー間で統一してもらった方が、使い勝手という点については確実に高まりそうである。, またATのP(パーキング)レンジをブレーキと勘違いする人も多く、Pレンジだけでクルマを止めてしまう人もいる。これはATが普及するにつれて増えてきたようで、ズボラな運転をするドライバーが増えてきたため(そもそもAT自体が、そういうユーザーを獲得するためのものだったのかもしれないが)、変速機メーカーはPレンジでしっかりと変速機内部をロックできるようにするだけでなく、サイドブレーキをしないユーザーのために、ロック機構の強度や耐久性を高める努力も行っているのだ。それでも手荒な操作はATの寿命を縮めるだけに、確実で丁寧な操作をしたいものである。, 電動パーキングブレーキ(EPB)になってからは、Pレンジにシフトすると自動的にパーキングブレーキも作動する賢いクルマも増えてきた。, 従来のサイドブレーキは手でレバーを引っ張ったり、足でペダルを踏んだりすることで作動させるのだが、特に手で引っ張るサイドブレーキは力を入れて引っ張る必要がある上に、引きすぎるとワイヤーが伸びていってしまう。, 2、3ノッチ引けば十分に利くのだが、勢いよく引いてしまうためについつい多めに引いてしまうユーザーも多いのだ。するとワイヤーが伸び続け、ついには切れてしまうこともある(ラリーやドリフトなど競技用のマシンはフットブレーキと同じ液圧式のブレーキにして利きと耐久性を高めているものもある)。, またサイドブレーキは戻し忘れて走行を続けてしまうことによってブレーキを焼いてしまって、最悪は車両火災を起こす原因にもなってしまうこともある。EPBは、そうした従来のサイドブレーキが抱えていた問題点を解決しているのだ。, EPB(電動パーキングブレーキ)は、構造によって2種類に大別することができる。1つは従来のサイドブレーキのワイヤーを電動モーターで巻き取るようにしたタイプ。これはEPBを作動させた時にウィーンとワイヤーを巻き取るモーターの音が聞こえると同時にリアサスが引っ張られて若干沈み込む(リアサスのピボット位置とパーキングブレーキの巻き取り&ブレーキ位置の位相から起こる)のも、この形式の特徴だ(とはいえ車種によって差はある)。, もう1つはディスクブレーキのキャリパーに直接モーターを組み込み、モーターでキャリパーピストンを駆動させてパーキングブレーキとしているタイプ。, 今ではコストダウンも進んだため、圧倒的にこちらのほうが多くなっている。ドラムブレーキは構造上、モーターを組み込むのが難しいので、EPBを採用する場合はワイヤー巻き取り式にする場合が圧倒的に多い。, つまり、EPBは四輪ディスクブレーキの、どちらかといえば高級車向けの装備なのである。それでもドラムブレーキでもEPBを採用している車種があるのは、構造はともかく使い勝手を向上させたり、高級感を演出したいためだ。また日産リーフ(初代)のように「EVらしさをアピールするために、EPBを採用している。, コンチネンタルのコンパクトカーのドラムブレーキ向け電動パーキングブレーキ(EPB)。後輪ドラムブレーキで機械式パーキングブレーキを兼用している低価格帯車両セグメントをターゲットとしたもの。ドラムブレーキのベースパネルに組み込んだアクチュエーターと制御ソフトウェアをESC(横滑り防止装置)に統合し、ボタン1つでパーキングブレーキをかけることができる。 低価格のドラムブレーキおよびビルトイン構造の制御エレメントをESCで制御することで、軽量、高効率、低コストを同時に実現。今年度中に生産して自動車メーカーに供給する予定, EPBのメリットは、スイッチ1つで操作できるので、力がいらないことと、スイッチのレイアウトの自由度が高いこと。また作動させたまま走行してしまっても警告などが出るため、戻し忘れたまま走り続けるようなことはまずないし、最近はDレンジでアクセルを踏むと自動的に解除してくれる車種も増えてきた。, さらにEPBは単にスイッチでモーターを駆動させてパーキングブレーキの作動と解除をしているだけじゃなく、いろいろな状況に応じて細かい制御の調整を行なっている。道路の傾斜をセンサーで検知して、確実に固定できるようブレーキの強さを調整してくれる。, Pレンジに入れるだけでパーキングブレーキを作動させたり、前述のようにブレーキペダルを踏んだ状態でDレンジにシフトするとパーキングブレーキを解除し、さらに道路が傾斜していれば、坂道発進などでズルズル下がらないようにヒルホールドを作動。, ヒルホールドなどの機能は電動パーキングとは別の、EBS(電子制御式ブレーキシステム)で液圧の制御により行なっているクルマもある。高級車ほど、様々な制御を複雑に組み合せて快適性と安全性を高めているのだ。, 昭和世代のドライバーにとって身近なサイドブレーキによるサイドターン。電動パーキングブレーキではサイドターンは行えないのか?, ではEPBに難点はないかというと、そんなことはない。最大の難点は「サイドターンが使えない」ということだ。, 別名スピンターンとも呼ばれるこのドライビングテクニックは、走行中に前輪に荷重を移すと同時にステアリングを切り、旋回モーメントが立ち上がったところでサイドブレーキを引いてリアタイヤをブレークさせ、一気にクルマの向きを変えるというもの。ジムカーナの180度ターンや360度ターンで使われるドラテクだ。, 別にジムカーナに出場する訳じゃないし、と思う人もいるかもしれないが、ドイツでは緊急回避のテクニックとしてクルマの向きを変えるサイドターンをドライバートレーニングなどで教える。欧州の寒冷地などでもステアリングが利かなくなった時にサイドブレーキで向きを変えてコントロールするテクニックは一般的だ。, EPBでは車速が0の状態でなければ作動しないため、この技が事実上使えない。スイッチを作動させても警告音が出てキャンセルされるだけ、というクルマもある。最近は長押しすることで作動できる車種もあるが、この場合はワイヤーを手動で引くのとは異なり、かなり遅れて作動するので思うようにコントロールするのは難しい。, BMWは走行中に長押しなどの操作をすると、ドライバーが急に体調不良となり助手席の乗員(エアバッグ用にシートにもセンサーがあり乗車の有無が判別できる)が操作したと判断すれば、緊急ブレーキとして四輪のブレーキを作動させるようだ。これは前述のEBSとEPBが連携しているからこそ、実現できる制御だろう。, 現時点でサイドターンが可能なEPBを採用しているのが確認できたのは、ポルシェだけだ。これもデフォルトの状態ではキャンセルされるが、スポーツモードを選んだ時には走行中でもEPBが使え、スイッチを作動させれば即座に制動力が立ち上がるので、サイドターンも可能になっている。, ポルシェの電動パーキングブレーキは、スポーツモードを選んた時や通常のフットブレーキが故障した場合は、 エレクトリックパーキングブレーキを使用し て急制動をかけることができる。この緊急ブレーキ機能が作動すると非常に高い制動力が発揮される, マカンの電動パーキングブレーキ。引くと作動し、運転席のドアが閉めた状態で運転席のシートベルトを着用し、トランスミッションのドライブモードがD、RまたはMが選択されていると電動パーキングブレーキが自動解除される。もちろんブレーキペダルを踏んでスイッチを押せば手動で解除することもできる, 最近のクルマはESC(横滑り防止装置)など、クルマの方で姿勢を制御する技術が盛り込まれているので、サイドターンを一般道で使うような状況は自動車メーカーは想定していないのだろう。, しかし、最終的には運転の責任はドライバーが負うのであれば、危険を回避できる手段としてサイドターンが使える選択肢も残しておいてほしいものだ。, ベストカーの最新刊が本日発売!最新号では、次期型マツダCX-5含むマツダ近未来戦略の最新情報をお届け。  そのほか、新型MIRAIプロトタイプ、新型ローグ(日本名:エクストレイル)、新型マグナイトなど注目車種の情報から、「三菱自動車・加藤…, サイドブレーキって進化しているのか? 最近主流の電動パーキングブレーキの落とし穴とは?.